tunakorokkedayoのブログ

ミーのハー太郎

休日

これは職場で泊まり込んだ日のきれいな朝焼け。

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・ある休日

久しぶりに一日中予定が無く気合を入れて映画鑑賞の予定を立てる。

トムボーイ」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」「シャンチー」の3本を新宿ではしごした。途中、らんぶるで昼食をとった。ミートソーススパを食べた。喫茶店のスパゲティは粉チーズを山ほどかけて食べるに限る。下のほうの、ソースがかかっていなくて麺がごにゃごにゃ固まってくっついてる部分は残してしまった。

トムボーイはラスト付近が残虐すぎてちょっとひいたけどとても良かった。残虐すぎるところも含めてよい。燃ゆる女の肖像よりもこっちのほうが好きだな。あの主役の子をキャスティングできた時点で8割がたキマった映画だとも思う。

先生、〜はゴーンガール的な事をやりたいんだろうなと思ったけど、ゴーンガールに比べたらやっぱり邦画はぬるいぜと思ってしまった。柄本佑の情けない演技はすごく好み。

 

・ある休日

短い滞在だったけど仙台へ出かけていた。

東北に父の実家があるから東北新幹線はよく乗っていたんだけど仙台で降りるのは初めてで、車窓から看板だけはよく見かけていた白松がモナカをついに食べることができて感動した。袋がめちゃくちゃかわいくておしゃれ。賣茶翁という老舗の和菓子屋さんにも寄ったんだけど、どら焼きが好みのタイプでおいしかった。

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帰りに東京駅から仲通りを散歩したら通りすがりのENFOLDに吸い込まれて、Shushu/Tongに似ているゴツいソールの靴を買ってしまった。

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有楽町のdrawerを覗いてこの散歩コースは終わる。

 

・ある休日

朝いちで美容院に行って髪を切ったあと、時間があったからふらっと立ち寄ったHでre/doneのデニムを買う。ちょっと寄るだけのつもりでこういうことになるから私は空き時間を作らないほうがいい。

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多分このデニム。

そのあとLESSへ2周年記念のデザートセットを受け取りに行った。

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LESSのケーキってめちゃくちゃ濃くない?食べるとう、うまー!うまさが濃い!!てびっくりする。人によってはくどいと感じるのかもしれないけど私は大好き。おかしやうっちーの淡さと反対側にいるおいしさだと思う。

クリニックで顎下にHIFUを200ショット打ったあと、夕方はリラクスの展示会へ行った。このデニムのセットアップがめちゃくちゃかわいくてつけた。ほか、タキシードジャケットもつけた。

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セリーヌ2022ssのルックがめちゃくちゃかわいくて、デニムに良く目がいく。ふつうっぽくてかわいい!エディのこと全然好きじゃなかったけど、最近かわいいと思うようになってきた。トリオンフのキャップ欲しいな。。
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・ある休日

誕生日だった。

みんなにお祝いしてもらえて、かかった手間や心遣いのことを思うと本当にありがたい気持ちになった。ありがたすぎるでしょ、私のために、、

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ケーキもおいしかったな。

 

30歳になったんだけど、あと60年くらいしか生きられなくて、そのうち頭がまともなのは30年くらいなんだろうと思うとやたら焦る。もう人生の半分くらい生きてしまった。

あと30年頭がまともだったらいいほうで、時々40代の人でもびっくりするような発言をしている人もいるから気をつけないといけない。前頭葉は萎縮しはじめている。

年をとって、日々の生活が忙しくて、疲れて、だんだん鈍くなっていくんだと思うけど怖いなあ。肉体、容姿が衰えることよりも思考が衰えることのほうが怖いと思う。

 

つわものどもがゆめのあと、、な翌日の朝。

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・ある休日

Kバレエカンパニーのシンデレラを観に行く。衣装はキラキラ、セットも豪華でまさに夢の舞台だった。シンデレラが仙女によって変身するシーン、飯島望未さんが絢爛な衣装をまとって登場した瞬間にみんなスチャ…とオペラグラスを取り出して見入っていて面白かった。私も次は絶対にオペラグラスを持参しようと強く思った。

王子様は山本雅也さんで、もうこの王子様の王子様っぷりが本当に王子様で、登場した瞬間に観客がワー!となったのがわかった。ドン・キホーテでも飯島さんと山本さんのペアの回で鑑賞したんだけど、とても華やかで見応えがある。

シンデレラのお姉さん2人が意地悪なんだけどなんだか憎めないかわいさがあって、アリスのトゥイードルダム&ディーみたいだなと思った。

コミカルな部分がありながら、とてもロマンチックな舞台で、さいごふたりが寄り添ってお城に帰っていくところで一筋の流れ星、上からキラキラが降ってくるシーンは致死量のロマンチックで涙が出そうだった。

終わったあとは、代官山のSputnikで少しひっかけて帰った。

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ジントニックとマタドールを飲んだ。
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・ある休日

友達と森美術館のアナザーエナジー展へ行く。私が彼女と六本木で待ち合わせる時はいつも「蜘蛛のママのとこ」で、ということになっている。もう15年くらいそうしている。

16人の女性アーティストの作品と、それぞれのアーティストのインタビュービデオが展示されていて、作品のインスピレーションや、女性が芸術界でどのように生き延びてきたか、またどのように扱われてきたかなどの話がかなり面白くて、一つひとつじっくり観た。

・106歳になるカルメンヘレラが、「『バスは待っていればやってくる』という言葉がありますが、私はバスを1世紀近く待ってようやく来たのです」と言っていたこと、また彼女が若かった頃の芸術界は男性中心主義で、女性の画廊主に、『あなたは男性じゃないから、あなたの作品はうちには置かない』と言われて女性が女性にそんな事を言うなんてと殴られたようなショックを受けたというエピソード

・三島喜美代が陶器で紙を表現するうまいやり方を思いついた時のエピソードを話す時の目が楽しそうに輝いていて生き生きしていたこと

が印象深くて、こんなふうにだったら歳を取ってもいいなあと思った。

 

宮本和子の作品と。

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広尾のバーガーマニアでハンバーガーをテイクアウトしてお昼にしたんだけど、自分の頭で考える事って本当に大事だと思う、考えないで何か大きなものに巻かれるのって楽だけど、そういうことしてるとどんどん鈍くなって食い物にされると思う、という最近考えている事について友達にぶつけたら、この前の100分で名著がル・ボンの群集心理で面白かったよと教えてもらってその場でテキストをダウンロードした。この友達の言うことに関しては私は何も考えずに信用しているところがある。