tunakorokkedayoのブログ

ミーのハー太郎

休日

これは職場で泊まり込んだ日のきれいな朝焼け。

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・ある休日

久しぶりに一日中予定が無く気合を入れて映画鑑賞の予定を立てる。

トムボーイ」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」「シャンチー」の3本を新宿ではしごした。途中、らんぶるで昼食をとった。ミートソーススパを食べた。喫茶店のスパゲティは粉チーズを山ほどかけて食べるに限る。下のほうの、ソースがかかっていなくて麺がごにゃごにゃ固まってくっついてる部分は残してしまった。

トムボーイはラスト付近が残虐すぎてちょっとひいたけどとても良かった。残虐すぎるところも含めてよい。燃ゆる女の肖像よりもこっちのほうが好きだな。あの主役の子をキャスティングできた時点で8割がたキマった映画だとも思う。

先生、〜はゴーンガール的な事をやりたいんだろうなと思ったけど、ゴーンガールに比べたらやっぱり邦画はぬるいぜと思ってしまった。柄本佑の情けない演技はすごく好み。

 

・ある休日

短い滞在だったけど仙台へ出かけていた。

東北に父の実家があるから東北新幹線はよく乗っていたんだけど仙台で降りるのは初めてで、車窓から看板だけはよく見かけていた白松がモナカをついに食べることができて感動した。袋がめちゃくちゃかわいくておしゃれ。賣茶翁という老舗の和菓子屋さんにも寄ったんだけど、どら焼きが好みのタイプでおいしかった。

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帰りに東京駅から仲通りを散歩したら通りすがりのENFOLDに吸い込まれて、Shushu/Tongに似ているゴツいソールの靴を買ってしまった。

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有楽町のdrawerを覗いてこの散歩コースは終わる。

 

・ある休日

朝いちで美容院に行って髪を切ったあと、時間があったからふらっと立ち寄ったHでre/doneのデニムを買う。ちょっと寄るだけのつもりでこういうことになるから私は空き時間を作らないほうがいい。

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多分このデニム。

そのあとLESSへ2周年記念のデザートセットを受け取りに行った。

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LESSのケーキってめちゃくちゃ濃くない?食べるとう、うまー!うまさが濃い!!てびっくりする。人によってはくどいと感じるのかもしれないけど私は大好き。おかしやうっちーの淡さと反対側にいるおいしさだと思う。

クリニックで顎下にHIFUを200ショット打ったあと、夕方はリラクスの展示会へ行った。このデニムのセットアップがめちゃくちゃかわいくてつけた。ほか、タキシードジャケットもつけた。

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セリーヌ2022ssのルックがめちゃくちゃかわいくて、デニムに良く目がいく。ふつうっぽくてかわいい!エディのこと全然好きじゃなかったけど、最近かわいいと思うようになってきた。トリオンフのキャップ欲しいな。。
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・ある休日

誕生日だった。

みんなにお祝いしてもらえて、かかった手間や心遣いのことを思うと本当にありがたい気持ちになった。ありがたすぎるでしょ、私のために、、

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ケーキもおいしかったな。

 

30歳になったんだけど、あと60年くらいしか生きられなくて、そのうち頭がまともなのは30年くらいなんだろうと思うとやたら焦る。もう人生の半分くらい生きてしまった。

あと30年頭がまともだったらいいほうで、時々40代の人でもびっくりするような発言をしている人もいるから気をつけないといけない。前頭葉は萎縮しはじめている。

年をとって、日々の生活が忙しくて、疲れて、だんだん鈍くなっていくんだと思うけど怖いなあ。肉体、容姿が衰えることよりも思考が衰えることのほうが怖いと思う。

 

つわものどもがゆめのあと、、な翌日の朝。

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・ある休日

Kバレエカンパニーのシンデレラを観に行く。衣装はキラキラ、セットも豪華でまさに夢の舞台だった。シンデレラが仙女によって変身するシーン、飯島望未さんが絢爛な衣装をまとって登場した瞬間にみんなスチャ…とオペラグラスを取り出して見入っていて面白かった。私も次は絶対にオペラグラスを持参しようと強く思った。

王子様は山本雅也さんで、もうこの王子様の王子様っぷりが本当に王子様で、登場した瞬間に観客がワー!となったのがわかった。ドン・キホーテでも飯島さんと山本さんのペアの回で鑑賞したんだけど、とても華やかで見応えがある。

シンデレラのお姉さん2人が意地悪なんだけどなんだか憎めないかわいさがあって、アリスのトゥイードルダム&ディーみたいだなと思った。

コミカルな部分がありながら、とてもロマンチックな舞台で、さいごふたりが寄り添ってお城に帰っていくところで一筋の流れ星、上からキラキラが降ってくるシーンは致死量のロマンチックで涙が出そうだった。

終わったあとは、代官山のSputnikで少しひっかけて帰った。

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ジントニックとマタドールを飲んだ。
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・ある休日

友達と森美術館のアナザーエナジー展へ行く。私が彼女と六本木で待ち合わせる時はいつも「蜘蛛のママのとこ」で、ということになっている。もう15年くらいそうしている。

16人の女性アーティストの作品と、それぞれのアーティストのインタビュービデオが展示されていて、作品のインスピレーションや、女性が芸術界でどのように生き延びてきたか、またどのように扱われてきたかなどの話がかなり面白くて、一つひとつじっくり観た。

・106歳になるカルメンヘレラが、「『バスは待っていればやってくる』という言葉がありますが、私はバスを1世紀近く待ってようやく来たのです」と言っていたこと、また彼女が若かった頃の芸術界は男性中心主義で、女性の画廊主に、『あなたは男性じゃないから、あなたの作品はうちには置かない』と言われて女性が女性にそんな事を言うなんてと殴られたようなショックを受けたというエピソード

・三島喜美代が陶器で紙を表現するうまいやり方を思いついた時のエピソードを話す時の目が楽しそうに輝いていて生き生きしていたこと

が印象深くて、こんなふうにだったら歳を取ってもいいなあと思った。

 

宮本和子の作品と。

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広尾のバーガーマニアでハンバーガーをテイクアウトしてお昼にしたんだけど、自分の頭で考える事って本当に大事だと思う、考えないで何か大きなものに巻かれるのって楽だけど、そういうことしてるとどんどん鈍くなって食い物にされると思う、という最近考えている事について友達にぶつけたら、この前の100分で名著がル・ボンの群集心理で面白かったよと教えてもらってその場でテキストをダウンロードした。この友達の言うことに関しては私は何も考えずに信用しているところがある。

 

 

 

もうすっかり秋で、秋といったら私は天ぷら。

ここ最近の天ぷら活動の写真を見てください。

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南瓜。
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雲丹海苔。

 

焼き鳥と鮨は写真を撮る3秒の間に冷めたり乾いたりするのが嫌でなかなか撮れないんだけど天ぷらは皿に載せられた瞬間に食べると口の中がズルズルのベロベロに怪我をするから、物によっては少し待つ(茄子とか白子とかね)。

 

天ぷらを揚げる時のしゅわしゅわくつくついう音って世界でいちばん心が安らぐ音だと思う。これをBGMにして寝たいと思って探したら同じことを考えている人がたくさんいて、揚げ物ASMRが色々あった。今晩はこれで寝ようかなあ。

 

長い穴子を揚げたやつを、良く切れる包丁でざくっざくっと目の前で切ってもらう時の音も好き。

カウンターで大将が揚げている様子を見ているだけでエンタテインメントだし、心落ち着くASMRが常に流れているし、カウンターの天ぷらのデートって成功率高いんじゃないかと思う。

 

 

 

Twitterをはじめてもう7年もたつ。

Twitterで見ていて好きだなと思うアカウントって、「これめっちゃ良くない?」と「えーこれはなくない?!」をバランス良くちゃんと言ってくれる人で、「めっちゃ良くない?」な素敵情報だけを知りたければ雑誌の最新号を眺めていればそれでいいので、「これはナシ」をちゃんと言ってくれる事に価値があるというか、「ナシ」の感覚にその人の美意識が宿ると思うので、「これはなくない?!」をちゃんと言ってくれるひとが「これめっちゃ良くない?!」と推してる物事についてはオッどれどれ、見てみたいな、とこちらも思う。

めっちゃ回りくどく書いたけど伝わるかなあ。

だから私は辛口な人も結構好きなんだけど、過激な事を言う人には批判が集まりやすくて、アカウントを閉じてしまうことも多くてつまんないなあと思う。スウェットは負け犬のファッションだって言ったデザイナーだれだっけ?それくらい強くないと面白くないじゃん。

他人の強い言葉に影響を受けすぎて、スウェットが負け犬のファッションなんて傷つきました!とか、スウェットが負け犬のファッションとか言うなんて頭がおかしいんじゃないですか?ってなっちゃう人がわりといて、自分の人生なんだからもっと自分の頭で考えて〜、ひとはひとだよ〜、人の面白い意見はそれとして、自分がスウェット着たかったらそれでもいいんだよ〜、って思う。

Twitter老人は、面白くてかわいくて好きな人たちがそういう批判に疲れてTwitterやめちゃうのをいくつも見てきたんじゃよ。

 

 

 

最近泊まった宿のかわいいアール

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焼菓子について

焼菓子が異常に好きです。

クッキー、パウンドケーキ、マドレーヌ、ガレットブルトンヌ、等々、、

私の家には常に全国各地のお店から取り寄せた焼菓子セットやクッキー缶が数種類あるし、スケジュールアプリには人気店の焼き菓子セットのオンライン発売日がメモしてある。人気のお店はほんの2秒ほどで完売しちゃうから。

インターネットでもおいしいお店の情報を常にチェックしているから、「うわあクッキー食べながらクッキーの画像眺めてるやん。。」て友達にドン引きされることも何度かあった。

なんでこんなに焼菓子が好きなのか?人気店のレアな商品を勝ち取るヒリヒリ感が好きなのか?と自分でも考えてみたけど、ステラおばさんのクッキーだって大好きで、一度お腹いっぱいステラおばさんのチョコチップクッキーを食べたい!と思って箱買いしたこともあった。

 

どんな種類のものが好きなのか?と聞かれれば、バターたっぷりのものも好きだし全粒粉に植物油の素朴なものも好きです。同じクッキーでもお店によって全然違うし、むしろ全然違うからこそキリがないというか、いろんなお店の味を知りたいと思う。手作りの焼菓子を売りにしているようなお店は包装も凝っていて素敵で、そういうのを眺めるのも楽しい。小さくておいしいものがぎゅっとパッケージされている佇まいにきゅんとする。

 

おいしい焼菓子がポケットに入っている安心感も好きで、仕事着にいつも忍ばせていて時々上からそっと触ったりしている。粉々にくだけたりひしゃげてしまってもなんかこう、それすら愛おしいような、、

 

もはや自分が食べていなくても良いから、人が焼菓子を持って喜んでいるところが見たい!と思って、唐突に友達におすすめのかわいくておいしいお菓子屋さんのお菓子を送りつけて焼菓子欲を満たしたこともあった。もう自分の感情がどういうものなのか全く因数分解出来ないんだけど、ここまで私の焼菓子への巨大感情作文を読んでくれたひとに、好きなお店をご紹介します。前も紹介したっけ?してたらごめんなさい。

 

 

・窓話

和歌山のレストラン。ラベンダーのクッキーとか

、食べたことがない個性的なフレーバーがおいしくて2回リピート買いしました。

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・坂田焼菓子店

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私の中でレジェンド。ここのココアクッキーが好きすぎて京都へ行くたびにお店に出ているココアクッキーを買い占める(お店のひとに全部買っていいですか?って聞いてる。一応)

写真はココアクッキーのアイスクリームサンド。

 

・夕暮れと菓子

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オンライン販売のみ(確かそう)

今年初めて食べたんだけど、届いて箱を開けた瞬間の良い香りがたまらなくて、それが忘れられなくて2回リピートした。

 

 

・よねむら

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言わずと知れたよねむら。食事系クッキーでこんなうまいクッキーは私食べたことない。かじるとバッと目が見開いちゃううまさ。

実店舗が東京にもあって、結構気軽に買えるところも嬉しい。食べたい時に食べたいよね。

 

 

これくらいにしようかな。皆様も良い焼菓子ライフを、、

プロミシング・ヤング・ウーマン考

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ネタバレしかないです。観た人向け。観てない人は読んでもよくわかんないと思う。

 

久しぶりに映画を観て、お話もヴィジュアルも音楽もすごく面白かったから興奮してしまった。

 

昼はカフェ店員をしているキャシーは、夜な夜なバーで泥酔したフリをして身体目当ての男に持ち帰られ、男がいざ行為に及ぼうとするといきなりどシラフに豹変して相手を罵倒する、それはキャシーなりの男性への復讐だった。。というところから話がはじまっていくんだけど、まあ男性器を噛みちぎったりしてないし優しい復讐だなと思う。復讐というか、彼女なりの怒りの表出+それでも世の中には0.000000001%くらいの確率で身体目当てじゃない、相手の同意がなければ性行為に及ぼうとしない、酩酊した女の体調を真剣に案じてくれる男性がいるんじゃないかという薄ーーーーーい期待混じりの行為だったんじゃないかと思う。その証拠に映画の中盤くらいまでのキャシーはまだ男性の善性を信じていて、かつての大学同級生のライアンには心を開きつつあったし。

 

そもそもなんでキャシーがそんな行為に及んでいたかというと、親友で同級生だったニーナが同期の男性にレイプされた挙句動画に撮られてそれをまわされて、大学を辞めて心を病んで亡くなってしまった(これは多分自殺だったんだと思う)からで、ニーナと一心同体のように仲が良かったキャシーもショックを受けて同じく大学を中退して、カフェバイトをしながら復讐の鬼となる。

この流れは後で冷静に考えるとんーえっとちょっとなんでそういうことになった?って思うんだけどとにかくテンポが良くて映画鑑賞中はあんまり気にならないです。そもそも人の行動なんて整合性のないものだもんね。

 

彼らが通っていた大学というのが医大で、つまりニーナもキャシーも将来医師となる、将来を約束されたプロミシング・ヤング・ウーマンだったんだけど男性からの一方的な暴力でその道が閉ざされてしまうことになった、という話。

 

 

 

物語の導入で、見事に身体を犯されずに堂々と朝帰りを果たして徒歩で帰宅中のキャシーに、工事現場の作業員たちがキャットコールをし、キャシーがそれに対して恥ずかしがるような素振りを全くせずに彼らの顔をじっと見返した時、男達が鼻白んでキャットコールが徐々に「女だったら女らしく笑え!」「ブス!」みたいな罵倒に変わっていったシーンは、わかりやすくこの世界で女性が日常的に受けているハラスメントを示していると思う。

女の肉体が好きだけれども意思を持たない人形であって欲しい、ましてや女が男を攻撃するなんてあり得ないと思っている男性達に3歩歩けば出くわすような世界で、キャシーが彼らに反撃を加えていきますよ、これからそういう話がはじまりますという導入で、この時点でめちゃくちゃわくわくした。ここで流れる曲もいいんだよな〜。

 

 

私的にポイントだったのが彼らが医学部に通っていたというところで、私も同じ学部を卒業したので既視感がいっぱいだった。医学部がホモソなのは世界共通か〜。

目立つ男子達は調子に乗ってるし、彼らと親しくつきあっているような目立つ女の子たちも男性的な加害性を内包して共犯のような関係にある。

自分たちの加害性がなにかというのを全く自覚しておらず、ちょっとヤンチャなだけの根はいい奴のかわいい俺ら、というような自己認識である。(劇中、俺はいい奴なんだというセリフが何度も色々な男性の口から出てきたね)

学生時代「ヤリ部屋」と呼ばれていた、同級生男子の住む高級マンション、それをネタみたいに聞いていた自分や周りの同期、とかが次々思い出されて比喩でなく本気で気持ち悪くなってしまった。飲んでたアイスラテのせいかもしれないけど。

 

一番絶望的なのは、実際に先陣切って手を下しているような男性たちだけでなく、その周りの男性たちもそれを笑って眺めていられるくらいの加害性があるということで、実際にライアンはレイプ犯の男性と自分とは違う、俺はあいつみたいに派手で遊び好きじゃないみたいな雰囲気を出しつつレイプの現場に居合わせてもその後何事もなかったかのように生活をしていた。

この、一見ナイーブで女性の事をきちんと尊重しているかのように見える男性も実は日常的に女性への加害に参加しているという描写はチョン・ミギョン著「ハヨンガ」にも書かれていて既視感があった。

女性から見て、自分の男性パートナーが自分を尊重してくれていて、女性蔑視的発言を自分の前ではしていないからといって、その男性が全ての女性に対してそのように振る舞っているかというのは全く分からない。むしろパートナーや家族だけには女性蔑視的な一面を見せない男性も多いのかもしれない。カン・ファギル著「別の人」にもこの辺のことが書いてあって、話の内容的にもプロミシング・ヤング・ウーマンと近いところがあったので興味がある人は読んでみてね。

映画の中で、キャシーのお父さんは優しく思いやり深い娘の理解者として描かれていたけど、キャシーのお父さんも成功して、立派な家に住んで、娘を医学部に入れるような白人男性なんだもんなあ。。ってちょっと思った。キャシーのお父さんが女性蔑視みたいな描写は特にないのでこれは私の深読みです。

 

 

ほとんど全ての女性が当事者として鑑賞できる身近な問題を描きつつ、映画らしいトリッキーさもあり、「ゴーンガール」や「シンプルフェイバー」みたいな結末の爽快感もあって、スタイリングと音楽もめちゃくちゃ良くて、最近観たなかではいちばん面白い!と思った映画だった。

 

 

観てない人はぜひ映画館でやってるうちに観てほしいなー。

 

ちなみに、これをみた男性が、ライアンに劇中で制裁が下ってほしかった、と言っていて、たしかにライアンには酷い目に遭って欲しいんだけど、あそこでライアンに罰が下されると話がそこで完結してしまって、「「物語」」として終わってしまう。

実際ライアンみたいに直接レイプするまではいかないけど自己本位で女性蔑視的な考えを潜在的に持つ人間が多くいるから、ああいう終わり方をしてライアンのその後を鑑賞者に考えさせることによって、この物語に参加させていく意図があるのかなと思った。

 

 

結構わかりやすく作られていて、お前ら絶対にわかれよ、気付かなかったとは言わせないからなという製作者の意図がギンギンに伝わってくるのもこの映画で好きだなと思った部分です。

 

 

 

補足)日本の小説だと姫野カオルコ著「彼女は頭が悪いから」が似ているんだけど、彼女は〜だと男性側より偏差値が低いとされる女子大生がレイプされるのに対して、プロミシング〜では成績上位の、なんなら男性より頭が良かったのでは?という描写のある女性がレイプされており、頭が良かろうが男性と同等に稼いでいようがミソジニーを内包する加害男性の前ではただのはけ口でしかないんだなあと思う。最後の山小屋のシーンの無力感がすごかった。

7月上席

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kuchibueでハンバーガーとチキンバスケットをテイクアウトして帰ってきた日。

kuchibueのフライドチキンはバターミルクベースのマリネ液に、タバスコが入っていてうまいんだよね。前にkuchibueでフライドチキンセットを買って、自分でマリネして揚げてみたこともあるんだけど、揚げるとタバスコの辛味は全く残らずに、旨い風味だけ残る。マリネ液にタバスコっていうのはほかの揚げ物をする時にも使ってみたいテクニック。夏はなかなか揚げ物をする気分にならないけど。。
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ハンバーグの厚みとカリカリの黄色い芋を見てよ。

付け合わせの芋は細いやつに限る派だけど、インカのめざめ的な、黄色くてねっとりした芋はざっくばらんに切ってカリカリに揚げたやつがおいしいよね。

 

休日、ジム帰り、好きな定食というよろこび。

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俺が考えた最強の定食屋というかんじのお店で、小鉢が全部ちゃんとおいしいし、ランチメニューは1種類だけなんだけどだいたい週替わりだし、全く飽きない。行けると嬉しい気持ちになるいいお店。

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ケーキもうまい。

 

 

 

7月は一度ちゃんと節約してみようと思って、1着も服を買っていない。家賃水道光熱費、交通費、食費、生活必需品購入費だけでどれくらいなのか試しに見てみようと思っている。

 

 

 

相変わらず花と生活しています。花は生活必需品。
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私は菊はあんまり選ばないんだけど、この紫のマムは色味が可愛くて家に連れて帰りたくなった。多めのグリーンと合わせた。

 

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オレンジ色の花も選ばないんだけどこれはくちゃくちゃした感じがいたいけできゅんとしたから買ってきたバレンギク。なんか中心部分が虚無っぽくて怖いんだよなーキク科の花。

 

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リップが白いランとピンクのラン。ランはもちがいいしゴージャスで高貴でしなりのある姿も良くて好き。昔はあまり好きじゃなかったけど、最近すごくいいなと思うようになってきた。

同じく動きのあるグリーンがかわいいかなと思って、アスパラの葉と一緒にした。

 

 

 

 

 

 

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7月1日から10日間、新宿末廣亭で講談師神田松鯉先生が怪談興行をしており、なんと8日間も通ってしまった。そんなに通ってまともに仕事してんのかと聞かれたんだけど多分仕事してないんだとおもう私。

松鯉先生の優しいなごやかなまくらからはじまるから登場する悪党のいやらしさとのギャップが凄かった。同じネタでも少しずつ言い方や調子が変わっていたりして、毎日通っても飽きなかった。サビのとこでパキッと照明が消えると、来るぞくるぞと思っていても毎回ぎょっとするね。。来年は幽太が出るといいなあ。

 

Twitterでフォローしているおねえさんが講談師の伯山先生のラジオが面白いと教えてくれて、ラジオだけ1年くらい前から聴いていたんだけど、ラジオでファンになって現場に行くなんてミーハーみたいじゃん。。と思って恥ずかしくて(?)なかなか行けなかった。ミーハーなんだから自信を持ってもっと早く行けばよかった。

伯山先生はラジオみたいな軽快なまくらが面白いのはもちろん、立ちまわりの描写がめちゃくちゃ迫力があった。3日目の鋳掛松が特に良くて私は鳥肌立って泣きそうになっちゃった。

 

大学のころ何度か末廣や鈴本に行ったんだけどなかなかハマらなくて、そこから寄席には足が遠のいていたんだけど推しができると張り合いがあって楽しいですね。これからもっと勉強していけたらいいなあと思う。

 

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寄席が終わると時間が遅くなるから、行きしなに伊勢丹で夕飯を買っていたんだけど、レモンライストーキョーが限定出店していて2回買った。おいしかった!袋からいい匂いがして寄席をみているあいだお腹が空いて困った。

 

 

 

最近の服。

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シャツもスカートも大学のころから着ているやつで、特にスカートは痩せていたときに調子に乗って3センチウエストを詰めているからビタビタなんだよね。このスカートが履けなくなったらいよいよ危ないなと自分のなかで目安にしています。

わかりづらいが今季のスワロフスキーのピンクとグリーンのピアスをしてます。でかくておもちゃっぽくてかわいい。

 

 

私っぽいということで随分前にお勧めしてもらった歌集をようやく眺め終えた。

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こういうものは一句読むごとに情景を想像したりするからやたら時間がかかるし、気持ちと時間にゆとりがないとなかなか向き合えない。鞄の中にぽいと入れておいて気が向いたときに好きなページをパッと開くみたいな読み方がいいんだろうな。詩との向き合い方がうまくなりたい。

これを読んでからやたらと今の気持ちを57577に載せるとしたらどんなふうにできるかなと考えるようになった。

・セシリーのドレス買いたいあなたに肝臓分けてあげたい

というのが最近気に入ってる私短歌です。

 

てか今思い出したけどおとといオーラリーのTシャツ買った。1着も買ってないは嘘だわ。

生姜焼き食べたくなってきたな

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午後休をとって今井麗さんの展示を見にいった。今まではモチーフをそのままの大きさで描いたくらいの作品が多かった印象だけど、今回の展示は大作が多くて見応えがあって楽しかった。絵が映えるように各展示室の壁の色が工夫されていて、やっぱり壁紙って大事だよなあと思ったりした。

ご本人が在廊されていたので、予約注文してあった画集をその場でもう一冊買って、サインしてもらった。こういうことがよくある。買ったあとで、サイン本をみつけて同じ本をもう一冊買うのを何回も繰り返している。

大判で、絵が見やすくてきれいな画集で、後ろのページに絵についての麗さんのコメントがたくさん載っていて読んでいて楽しかった。次は果物の作品が欲しいなあ。

 

babacoの靴下も売っていて、2つ買った。先行発売なのかな?

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私が前にブログに書いた、某スタイリストの方のストーリーで見かけた今井麗さんの絵がパッケージにデザインされているアパレル商品、とはこれのことです。見つけた瞬間、あったー!!!ってなった。アボカドの絵の靴下もあって、グリーンがポイントになっていてそれもかわいかったな。

 

 

渋谷をあとにして表参道へ歩いていく道すがら、蕎麦屋を見つけて薬味蕎麦を一枚食べた。麦のソーダ割りも飲んだ。私は大体いつも麦ソです。 

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タイソンズアンドカンパニーの系列の店で、綺麗で広くて店員さんも親切だった。インターネットの一部の人ってタイソンズ系列のお店をバカにしたがる感じがあるけどなんなんだろう?どこも使いやすい良いお店だと思う。

学生のころから、平日の昼間にひとりでぶらぶら好きなことをして好きなものを気ままに食べているこのような瞬間に込み上げてくるような喜びを感じるんだけど、もう私の望む場所ってこういうことだから、これがいまできてるってことはあとはもう仕事とか頑張ってみてもいいかもなあ、と唐突に思った。酔ったんだと思う。

 

酔い覚ましに歩いて気になっていたカフェにも行った。アイスラテもチーズケーキも美味しかったし、裏道のビルの3階にひっそりとあって全然人がいないところも良かった。

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土日の午後は結構満席になることが多いみたいだから、また平日行こう。

 

お茶したあとはジムで1時間くらい筋トレをして帰った。メニューは脚脚背背背背。ブルガリアンスクワット大嫌い。

 


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家に帰ったらSONYノイズキャンセリングイヤホンが届いていた。AirPods proをずっと使っていたけど、私はノイズキャンセリングSONYが一番好きなので、この商品がローンチされた時に迷わず予約した。新しいガジェットってわくわくするな〜。

 

 

 

最近よく悩んでいるのは、健康はある程度お金も時間もかかるということ。

お金をかけないで腹を膨らまそうと思ったら炭水化物の多い、味の濃い出来合いのものを買ってくることになる。

野菜も果物も赤身肉も高価だし、時間と余裕が無いと自炊のハードルも高い。

運動して身体を鍛えるのも、宅トレである程度何とかなるとはいえ最初はジムで身体の使い方をある程度覚えないとあまり効果的では無いだろうと思う。

今インスタのギャルはみんな見事な腹筋と背筋を見せつけていて、つまりそれは高価でヘルシーな食生活と充分なトレーニング環境があるということを示していて私もそこに乗っかっているひとりなんだけど豊かさがこういう形でアピールされる時代になったんだなと思う。

職業柄、痩せなさい健康的な食事をしなさいと指導しないといけないことが時々あるんだけど、無責任な言い方で相手を傷つけることがないようにしないといけないなと思う。

精神美容の一例

家に植物をたくさん置く、というやり方が私にはすごく合っていて、花屋を訪ねて回るのは趣味のひとつになっている。

 

恵比寿のsorcery dressingが代官山に新店舗を出して、広い一軒家のお店でとても良かった。

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2階もある。2階は鉢物中心。マダガスカルジャスミンを、上から吊るしで展示していて、支柱に巻きつけて売られている姿しか見たことがなかったから新鮮ですごくかわいかった。うちにもマダガスカルジャスミンがいるから、帰って早速真似した。鉢を吊るすためのプラントハンガーは100均で麻紐を買ってくれば15分くらいですぐに作れる。「鉢 吊るす 麻紐 やり方」とかで検索すればやり方はすぐ出てきます。
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いつも行ってる普段使いの花屋と違って、こういうところは珍しい花の種類が豊富で楽しい。

いい花屋だった。。また行こう

 


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現在の我が家。
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家のあらゆるところに花が
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かわいくておもわず買っていけた豆。かわい〜〜

 

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去年2枚くらいしか新しい葉が出なかったから成長止まったのかと思っていたボトルツリーが、今年は無数の新芽をだしていてうれしい。植物を育てているとこの時期は本当に楽しいね。毎日嬉しい発見がある。

 

 

友達が泊まりにきてテイクアウトパーティーをした日も楽しかった。リカーリカとピポンペン。

我慢できず先にシンハー飲んでしまった。
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ホームシアターでit follows、友達のうちはどこ?、ルポールを観ながらだらだらした。友達のうちはどこ?はイラン映画で、独特の空気感で面白かった。観てよかったな。

 

 

眠くなってきたからもうやめるね、以上精神美容具体編でした。。