もう2月も後半戦ですが
みなさんいかがお過ごしですか。
午後休があったので、Twitterで教えてもらってからずっと行きたいと思っていたハーロウのアイスをようやく食べに行った。
塩クリームチーズアイスとベリーのジェラート。塩クリームチーズにはオリーブオイルとペッパーが効かせてあっておいしかった。近所にこういうお店があればいいのにな。天気が良かったのと、店内が混んでいたのでテラスで食べた。
リトルナップでコーヒー買って、ハーロウでアイス買って、代々木公園でのんびりするデートコースが定番になるだろうね。
(かなり「花束みたいな恋をした」っぽくないですか?)
「花束みたいな恋をした」を観た。主人公カップルが選民思想で感じが悪いとか、大学生のくせに同棲を始められるような経済力が云々とか色々言われていたけど、そこも含めて都内の呑気な大学生っぽくてリアルだったと思う。実家がそこそこ裕福な、カルチャー好きの大学生ってあんな感じでしょう。私はプロレタリアートではないからそこまで引っかかることなく楽しむことができた。
とにかく固有名詞に次ぐ固有名詞で、都内で2010年代に大学生やってた人間はどこか何かしら引っかかりがあると思う。
初期のデートで変なとこ行くよね。うんうん(大学のころ裁判所デートとかしたなあ)
ユーロスペースで映画観るよね。うんうん(今の相手と付き合う前に、一緒にユーロスペースでお嬢さんの試写を観に行ったなあ)
原宿のロータスカフェでやってたタムくんの展示行くよね。うんうん(ステッカーをペンケースに貼ってたなあ。なんなら今もMacBookにマムアンちゃん貼ってるなあ)
などなど「わかる!!!」の嵐。私けっこう花束みたいな恋してんだなあ。
個人的には、仕事が立て込んでいる麦くんに絹ちゃんが言った「クーリンチェ終わっちゃうよ?」が「「「わかる」」」だった。クーリンチェってのは牯嶺街少年殺人事件という映画のことで、1991年に作られた4時間もある台湾映画なんだけど、だいたいクーリンチェみたいなアートフィルムが名画座でかかる時って上映期間2週間くらいしかないし時間帯も遅くて18時〜だから仕事が忙しい人間は絶対観られない。物理的に観る時間がとれても4時間もあの映画を観る体力がない。私は4時間中2時間は寝た。
あ、あと細かい難癖なんだけど、「ハッピーエンド」だったかどうかってその映画の評価において全く重要でないどうでもいい要素だと思ってるんですけどどうですか?ハッピーエンドかそうじゃないかって、料理で言えば中華かフレンチかくらいの違いであって、その料理が旨いかどうかには全く関係ないのと同じだと思うんですが、、もちろん好みはあると思うけど、、
映画のレビューを観てると「ハッピーエンドじゃなかったけど、」みたいな感想が多くてなんかイラッとするというかだから何???と思うというか、、ハッピーエンドじゃないから減点!みたいなレビューもあり、評価の手法として幼稚だと思う。
友人にこの話をしたら、言いたいことはわかるがそういうイラつきは高校生までで終わりにしておけと言われたのでこの話はここで終わりにします。
気分を変えて最近の花。
フリンジ咲きチューリップ。
原種のチューリップちょっとグロくてかわいいよ。
春だから髪を切った。
ミスフランスになりたい!という映画に出てきたアマンダという女性の髪型がかわいくてちょっと真似した。映画自体は「。。。」という感想です。
アートブックフェアで注文した、川島小鳥さんの写真集「まほう」がやっと届いた。
(↑写真の上から水玉コーティングしてある)
クラウドファンディング企画で、特殊印刷を使いまくっていて1ページ1ページ印刷方法とかインクが違うものすごい仕様。
本当は12月末-1月に届くはずだったけど印刷が間に合わなくて今になっちゃったらしい。それも頷ける綺麗な仕上がりですごく嬉しい。
好きな俳優の太賀さんが被写体であること、祖父江慎さんと脇田あすかさんがブックデザインしていることではい買うー!となったんだけど、見て触って楽しい凝った作りの写真集で、買って良かったなあと思った。
いつかの夕食。クチブエのグラタンパイと牛すねサラダ。
六本木のブリコラージュでランチしたら貰えたビールに、オープンブックのレモンシロップを入れてレモンビールにして飲んだ。
クチブエのご飯にめちゃくちゃハマっていて、やたら旨くてついつい買いに行ってしまう。
バレンタインのアーモンドチョコもおいしかった。
冷たい炭酸水を飲みながら香油の入った風呂に入って、風呂から上がったら料理人の作った美味しい食事を食べて、香を焚いた舶来ものの広いベッドで寝て、世が世なら王様しかできないような生活なんだよなあと思いながら暮らしている。